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アートアクアリウムは金魚の負担が大きい?主催者の配慮や飼育方法も

8月28日にアートアクアリウム美術館がいよいよ日本橋にオープンしましたね!

 

私も行ってみたいと思い、先日「チケットの購入方法」「混雑具合」について調べてみました。

アートアクアリウム日本橋の混雑状況は?チケット購入やコロナ対策も東京の日本橋にアートアクアリウム美術館が8月28日にオープンしますよね! いつも各地域で展示会をしていたので、見たことある方も多い...

 

以前、巡回展示でアートアクアリウムを見たことがあったのですが、万華鏡を見ているかのようなキラキラした空間に感動し、

また行きたい!また見たい!と思った反面、

・金魚はどう飼育されているのだろう

・こんなにたくさん水槽に入っているけど、大丈夫なのかな?

やんわり心配になったのを覚えています。

 

今回も常設のアートアクアリウムがオープンするということで、Twitterやネットでも、金魚の飼育環境についての疑問や心配の声があり、

主催されている方々はどのような想いで表現をされているのか気になりました。

 

そこで今回は、

  • 主催されている方々の金魚に対する想いや考え
  • 金魚を飼育方法についてわかっていること

について、現在わかっていることについてまとめました。

 

※スッキリの報道についての考察は下部の 追記:アートアクアリウムで病気の金魚が見られた件についてをご覧ください。

 

 

なぜ金魚の負担が大きいと感じてしまうのか

 

Twitterやネットの意見をまとめると

 

  • 密集した水槽で狭そうに感じる (飼育環境についての疑問)
  • 「アクアリウム=水族館」なので、金魚の生態を学ぶ場所を前提に行くので違和感がある

のおおまかに2つだと思います。

 

 

 

 

と、アートアクアリウムの環境で金魚がどの様に安全で安心で、元気に過ごしているのか気になりますよね。

 

 

ここで、金魚の生態って?と疑問に思い、調べてみたところ、

フナを人工的に変異させた観賞魚

少しショックな事実を知りました。

すなわち、「野生で生きている金魚がいない」ということになります。

 

 

私は水族館が好きでよく行くのですが、

水族館は「自然で生きている状態に近い環境で、私たちが観察しやすい様に整備された施設」というイメージがあります。

 

それを金魚に置き換えると、「野生がない金魚」の展示って何が正解なのかとても難しいように思いました。

 

金魚を長生きさせる方法等、色々研究されていますが、「品種を保つには意識的な維持・管理が必要不可欠」と言われているので、繊細な配慮が必要だと思われます。

 

アートアクアリウム主催者の想い

 

イベントの主催者・木村英智さんはアートアクアリウムの金魚たちについて、こう語っていらっしゃいます。

 

※以下公式ホームページより抜粋します。

ここで泳ぐ魚たちは、

・栄養価の高い食事

・高性能な水質浄化装置

・毎日毎晩徹夜でおこなわれる生体管理スタッフによる世話

など、観賞魚として生を受けたものとして、人から与えられる最大限の愛情を受け、幸せな時間を過ごしております。

 

もちろん展覧会が終わると金魚たちは元気に元居た金魚市場の池や問屋さんに戻って行きます。

 

珍しく手に入りにくい種類などは、手元に残し大事に世話をし、各展覧会を一緒に回って行くのです。

 

北海道から沖縄までアートアクアリウムと一緒に旅をしている金魚もたくさんいました。

 

中には展覧会中に子供が生まれ、その子供が大きくなって舞台に出ることもあるのです。

 

この文章を基に、金魚の飼育環境についてどう配慮されているのか、まとめていこうと思います。

 

観賞魚として生を受けたもの

観賞魚として生を受けたものと強調させていただきましたが、前項でご紹介した通り、元々金魚は観賞用の魚として、人工的に作られました。

 

この事実を知らないで読むと、少し違和感を覚えてしまいそうですが、

それを踏まえて読み直すと、

 

金魚がうまれた理由を、日本の文化と融合して現代アートとして表現されているのではないか」と思いました。

 

また木村英智さんは、10代の頃から熱帯魚に関わるお仕事をされていて、観賞魚の飼育についてはかなり知識がある方だとお見受けします。

 

毎日毎晩徹夜でおこなわれる生体管理スタッフによる世話

 

金魚を3万匹の飼育することはとても難しいことです。

水槽レンタル業者の方も認める難易度とのことです。詳細はここから

 

アートアクアリウムに行ったことがある方なら、ご存知かと思いますが、3万匹もいるのに死んで浮いてる金魚はいませんでしたよね。

 

当たり前の事かもしれませんが、とてもすごい事だと思いました。

 

また私が前行ったときはフンをしている金魚を発見したので、食・排泄は飼育員の方がしっかりと管理されているのだと思います。

 

高性能な水質浄化装置

アートアクアリウムの公式ホームページには、

変幻自在な水槽デザイン

ハイレベルな水質調整、知り尽くした生体管理と組み合わされる

『アートアクアリウム』という独自の分野を確立 (抜粋)

 

と記載されているとおり、独自で研究や開発をされています。

※調べたところ、こだわりや研究されている内容がとても濃いので、ここでは割愛します。

 

最後に、心配の声が多かった照明についてご紹介します。

金魚の飼育で照明は必要

金魚は照明が無くても飼育できるそうですが、照明を使うことで金魚の体内リズムを整える役割があります。

 

太陽の直射日光を浴びてしまうと、色が変わることがあるので、照明を照らすことのメリットがあるとのことです。

 

また、「金魚がはっきり見える明るさ」にすることによって、金魚の変化(病気や怪我)がわかり、体調管理ができるメリットもあります。

 

「金魚がはっきり見える」ことは、私たちが楽しく鑑賞できますが、金魚にとっても病気や怪我の早期発見につながるので、良いことなのかもしれませんね。

 

もしかしたら、熱帯魚もよくライトに照らされているので、と同じような性質があるのかもしれません。

 

 

追記:アートアクアリウムで病気の金魚が見られた件について

 

9月9日とてもショッキングな報道がありました。

 

アートアクアリウムで、病気になっている金魚がいたことについてスッキリで特集されており、実際にアートアクアリウムに行った方のツイッター等を拝見しました。

 


アートアクアリウムがテーマとしている「非日常」の世界を、期待していく方が多い中、現実とも捉えられる金魚の姿にショックを受けた方もいらしたのでは、ないのでしょうか。

 

これに対し、アートアクアリウムからの説明で気になる返答がありました。

 

「また、アクアリウムにおいての病気の考え方は、伝染する病気が多いため、魚を個体として治療するのではなく、病気の魚が多発したアクアリウムシステムそのものから病原菌を無害化させる処置を施しております」

 

と語られています。

 

実際に白点病について調べてみましたが、金魚を輸送する際起こる病気とのことで、対策もこちらのホームページにありました。

 

「白点病」は「白点虫」が寄生して起こる病気で、水中にいる小虫が増えて水槽中に広がることから、「水槽ごと治療する必要がある」ケースもあり、病気の治療に関しては難しい側面があることを知りました。

 

しかし、煌びやかなセットより、美しい金魚をたくさん見て楽しみたいと期待している方が多いです!

 

もし、白点病の治療がされている水槽がそのまま展示場にあったのなら、治療の現場を見るのはとても辛いです。

 

なので、「元気な金魚」を安心してみれるからこそ、「非日常」を味わえるのではないかと、今後のアートアクアリウムに期待しております!!!

 

新しい環境で頑張っている金魚の「健康」と「安全」を切に願っております。

 

 

 

まとめ

 

今回調べれば調べる程、奥が深く「絶対これが正解」というものがないので、とても難しかったです。

 

金魚にとって良いか悪いかとなると、色んな意見があって当然だと思います。

「野生の金魚がいない」からこその議論だと思います。

 

今回金魚が誕生した理由を知ったり、主催者の木村英智さんのインタビューを読んでコンセプトや飼育環境を知ったりと、情報を集めてみて自分なりに考えさせられました。

 

もしかしたら各々感じたり、考えさえられるのもアートの一つなのかもしれませんね。

 

今はコロナ禍で、今すぐ行くことが少し難しいですが、今後アートアクアリウムへ行った際は、係の方に色々質問して金魚のことを知っていこうと思いました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。