Disney article

ファストパスの廃止はなぜ?海外の状況とプライオリティパスを考察

 

ついに!ディズニーファストパスの廃止が決定してしまいました😢

私は遠方組なので、いかに時間の無駄なくアトラクションを乗るか、どうやって今日を攻略するかを楽しんでいたDオタなので、それはそれはショックでした。。。

 

もしかしたら私の他にも、ファストパスの復活を願っていたファンも多かったのではないのでしょうか?

 

そこで疑問に思った、

・ファストパスはなぜ終了、廃止してしまうのか
・海外のファストパス事情
・元々DPAは上海の転売ヤー対策のものだった
・新しく導入されるプライオリティパスはファストパスを何が違うのか
・期間限定で40周年が終わったらどうなるのか

といったところを、世界のディズニーパークの情報・今までオリエンタルランドがプレスリリースされてきた記事やファンの予想を基に考察をしていこうと思います😢

 

知れば知るほど、納得してしまったので是非最後までお付き合いいただけましたら幸いです😊

 

ファストパスの廃止が決定理由はなぜ?

2023年6月7日に発表された内容によると

・40周年を記念してプライオリティパスが始まりますよ!
・ファストパスはサービスを終了しますよ!

といった要点で書かれており、コロナ後休止していたファストパスが正式に廃止されることが発表されました。

とらのすけ
とらのすけ
ファストパスについてはお知らせの下の方に、注意書きのように書かれていたね💦

ファストパスの復帰を願っていた筆者からすると、とてもショックなできごとだったのですが…😓

 

結論からお話すると、なぜファストパスがなくなったというと、きっかけはコロナによる長期休園等の理由で、アメリカの「ウォルトディズニーカンパニー」がディズニーパークのファストパスを廃止を決定したからなんですよね。

そして今やファストパスを「無償でやっている国はない」です。

 

とらのすけ
とらのすけ
となると、今回の40周年記念でやっているプライオリティパスはとても良心的なのでは?

と思うところでもあります🤔

 

ここからは「なぜファストパスが有料になってしまったのか」、「今ままで人気だったファストパスが廃止」になってしまったのか、その理由を深掘りしてまいります。

 

アメリカのディズニーパークのファストパス廃止の流れ

アメリカでは2021年8月にファストパスが廃止され、代わりにGenie+の運営が始まりました。

とらのすけ
とらのすけ
ファストパスの廃止が結構早かったんだね💦
とらぞうさん
とらぞうさん
でも単純にファストパスを有料にしただけではなかったんだよ!

導入されたGenie+では、1日当たり25ドル〜の値段で、ファストパス以外に以下の機能がつきました。

  1. 対象アトラクションのファストパスが取得できる
    一部の新型アトラクションのファストパスは、Individual Lightning Laneと呼ばれ、別途購入が必要
  2. オリジナルエフェクトが付いた写真が撮れる機能 (snowみたいなもの)
  3. ディズニーの秘話や裏話が聞けるコンテンツ

といったような「ファストパスだけではない」他の付加価値が付いて有料のものになりました。

※上記はアナハイム・フロリダで共通のものですが、その他はサービスが違うので注意してくださいね!

 

とらのすけ
とらのすけ
じゃあファストパスだけ見たらどんな変化があったの?
筆者とらのめ
筆者とらのめ
日本で例えるならこんな感じです😊
Genie+Individual Lightning Lane
・ビッグサンダーマウンテン
・アクアトピア
・美女と野獣魔法のものがたり
・ソアリン

 

Genie+は、元々ファストパスがあったアトラクションが対象

Individual Lightning Laneは、その中でも新しいか大人気の大型アトラクション

といった形でカテゴリー分けされています。

日本で言うと、

Genie+は、プライオリティパスの

Individual Lightning Laneは、DPA

に当てはめれるような感じです。

 

とらのすけ
とらのすけ
ということは、Genie+の部分が今回「プライオリティパス」として無料で行います!って言っているとも捉えられるね!

 

アメリカのディズニーでは、無料から有料化へ進むには大きな理由と背景がありました。

 

ディズニーランド・カルフォルニアアドベンチャーの背景

2020年

  • 3月14日から無期限に閉鎖
  • 7月9日ダウンタウン・ディズニー(イクスピアリのようなショッピングモール)が再開
  • 7月17日「ディズニーランド65周年」に再開予定を延期
  • カリフォルニア州の感染者数拡大で、年内再開は難しいと判断される

2021年

  • 2月「ア・タッチ・オブ・ディズニー」と呼ばれる人数限定のイベントを発表
  • 3月18日から4月19日までの間開催された
    ダウンタウンディズニーでショッピングや飲食ができるというイベントだった
  • 4月30日にディズニーランド・カルフォルニアアドベンチャーが人数制限を設けて再開
  • 6月15日、制限が解除されフルキャパシティで運営することが許可された

日本と違って13ヶ月もパークが閉園されていたこと
・再開後も人数を絞って運営していて経営が大変だったことが伺えます

 

ウォルトディズニーワールドの背景

2020年

  • 3月16日〜5月19日まで閉園
  • 5月20日からの再開後も、6,500人の従業員を解雇・25%の稼働率で運営
  • 10月1日からWDW50周年が始まる
    ※2023年3月31日まで延長された。

ディズニーワールドは、パークの中にディズニー直営のホテルが沢山あり、従業員
数も多いことから、解雇数がとても多い人数になっていますよね💦

しばらく25%の稼働率で行っていたことからも、パークの運営が大変だったことが伺えます。

それに伴い、今まで無償で行ってきたサービスが続々と有料もしく廃止になっていっています。

ディズニーワールドでは敷地内にあるディズニーホテル宿泊者は

・フロリダ空港からの無料シャトルバス
・手荷物配送サービス

のサービスがついていましたが、残念ながら2022年1月に終了しました。

土地勘もない私にとっては「空港」↔️「ディズニーホテル」の往復はとてもありがたく、無料でミッキーのバスに乗れることにえらく感動した思い出があります。。。😢

 

筆者とらのめ
筆者とらのめ
とても残念ですが、休園期間が日本より長かったり、大量の解雇が行われたことを思うと納得です

 

ディズニーランドパリのファストパス事情

ディズニーランドパリは2021年8月から日本と同じくDPAを導入しました。

そして日本と違うところは、

・1アトラクションずつ買う Disney Premium Access One
・全てのアトラクションに1回ずつ乗れる Disney Premier Access Ultimate

とDPAが2種類あることです。

 

Disney Premier Access Ultimateは、2022年6月から導入され、対象アトラクションの全てを乗ることができるパスが誕生しました!

 

とらのすけ
とらのすけ
それめっちゃいいじゃん!

と思いますが、なんと一日最安でも€90~(約13,500円)と高額です!

パークチケットが一番安くて74.4€(11,000円)なので、20,000円超えします。

とらのすけ
とらのすけ
パークチケットより高いんだね💦

 

香港ディズニーのファストパス事情

香港ディズニーでは、2種類の有料パスが運用されています。

 

1)“Priority Special” Attraction Admission Pass
  プライオリティ スペシャル パス

指定された5つのアトラクションの内、3つを選んで優先されるパス

金額は、199HKドル(約3,500円)

 

2)“Priority Special+” Attraction Admission Pass
プライオリティ スペシャル パス プラス

指定された8つのアトラクション全て優先入場できるパス

料金は、299HKドル(約5,300円)

とらのすけ
とらのすけ
香港で既に、アトラクションパスに「プライオリティ」という言葉が使われているんですよね!
もしかしたら、日本の制度もここからヒントを得ているのかも知れませんね!

 

アメリカ以外のパークはDPAを運用するところがほとんどですが、香港だけ違う名前で運用されています。

そして

・決められたアトラクションの中から選ぶ方式
・パリのような対象アトラクションに全部乗れる方式

を採用しており少し、運営方法が違うのがポイントです!

 

上海ディズニーのファストパス事情

上海では既に2017年3月にDPAが導入され、コロナ前から有料ファストパスの運用がされていました。

とらのすけ
とらのすけ
そうだったんだ!
筆者とらのめ
筆者とらのめ
調べていくと、意外な背景があったので次章でご紹介します!

 

衝撃の事実!DPAは元々上海の転売ヤー対策だった!

DPAシステムは当初、上海ディズニーランドの紙のファストパスの転売防止策として導入を考えられていたものだったと知っていましたか?

とらのすけ
とらのすけ
え?そうだったの???

 

2016年にこのような事件があり、転売ヤー対策としてDPAシステムが作られました。

上海市公安局浦東分局は最近、偽造した上海ディズニーランドの入場券をネット上で販売し、約10万元を騙し取った疑いで、広東省に住む男を刑事拘留した。

男は今年4月より、上海ディズニーランドの入場券を偽造し、今までに約200枚を販売、10万元余りを騙し取っていた。また同ランド内では近頃、アトラクションの優先入場チケットである「ディズニー・ファストパス」を販売するダフ屋が横行している。

ファストパスは、ディズニーリゾート内ホテルのVIP宿泊客から転売されたものが多く、1枚100~270元で取引されているという。

ニュース引用:上海ジャピオン

 

なので、上海では既に2017年3月にDPAが導入され、コロナ前から有料ファストパスの運用がされていました。

 

元々運用されていたシステム × コロナの世界的流行

が重なり、DPAは世界中で利用されるようになりました。。。

とらのすけ
とらのすけ
・・・・・・・・・・・
筆者とらのめ
筆者とらのめ
少し複雑な気持ちになりますね。。。

 

ファストパスとプライオリティパスの違いを考察

「プライオリティ」と聞くと、「プライオリティーシーティング※」を思い浮かべますよね?

※事前にレストラン予約ができるサービスのことを言います。

もしかしたら、アトラクションも事前に予約ができるのかも?といった考察も出てきていますが、今回アメリカの有料化の流れや、世界のファストパス廃止の流れを知って、そういう形ではないのでは?と考えています。

 

ここからは筆者の完全な考察になりますが、

プライオリティパスは、

ファストパスの完全電子化

ではないかと予想します。

 

期間限定の40周年が終わればプライオリティパスはどうなる?

そして40周年が終わり、無償の期間限定が終われば

香港ディズニーで運用されているような形で

有料化するのではないか

と予想しています。

 

理由は、既に「プライオリティパス」という名前で、運用しているパークがあるからです。

 

とらのすけ
とらのすけ
本当にそうなら選択の幅が広がりそうだね!
でもめっちゃ複雑になりそう💦
筆者とらのめ
筆者とらのめ
これはあくまで予想なので、今後の動向に注目して行きましょう!

 

ABOUT ME
yuki
このブログは、ディズニーの予約や抽選に果敢に挑んできた筆者の成功記録です!”願いが叶う方法”と”新たな発見”をテーマに記事を執筆しています。 ‐‐‐‐‐‐‐筆者について‐‐‐‐‐‐.・✈* 世界のディズニーパークが好きで、東側を制覇! グーフィーとラプンツェル推し TDLではアトラクション好きの遠方組 そのため一期一会の精神で、1回のインパに全力を注ぐDオタ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!